2025年11月1日から8日までの8日間、ICA Kenya主催による
「マサイ・コミュニティ SDGs スタディツアー」を実施し、ケニア共和国にて国際環境・ボランティア活動を行いました。
本スタディツアーでは、教育支援・環境保全・文化交流を柱に、現地の人々と直接関わりながら、SDGsを実践的に学ぶことを目的とした活動を行いました。
■ 難聴学校での継続的な交流と再会
マチャコスの難聴学校では、昨年より生徒たちと共に
アニメクラブ(アニメ・ITクラブ)を発足し、障害や文化の違いを越えた表現活動を続けてきました。
今年の訪問では、再会を喜び合いながら、心の通った感動的な交流の時間を過ごしました。
また、今回初めて訪問したイシニア難聴学校では、アートイベントや植林活動を実施。
大きな鯉のぼりを初めて目にした子どもたちは大興奮し、一緒に思いを込めて色を描く姿がとても印象的でした。
■ 環境保全と教育支援の取り組み
カジアド環境庁を訪問し、地域の環境保全の取り組みについて学ぶとともに、
植林用の苗木を受け取りました。
その後、養護学校や小学校を含む計4校を訪問し、
日本の遊びの紹介や植林活動、文化交流を実施しました。
鯉のぼり、けん玉、アニメポスターなどの日本文化の贈り物を手渡すと、子どもたちは笑顔いっぱいで喜んでくれました。
■ マサイ・コミュニティとの文化交流
ツアーの最後には、マサイ族の村を訪問。
伝統的な家の見学や、楽器の演奏、マサイダンスを共に踊るなど、
互いの文化を尊重し合いながら交流する貴重な時間となりました。
今回のケニア滞在では、
4校での植林と文化交流、2つの難聴学校の訪問を通じて、
持続可能な支援と人と人とのつながりの大切さを改めて実感する機会となりました。
ICAでは今後も、現地と継続的に関わりながら、
教育・環境・文化を軸とした国際交流活動を続けてまいります。


